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「かわにしミュージックマルシェ “こどもは踊る”」とは
世代を問わず童心にかえって楽しめる
“音楽×ものづくり”を主軸とした参加型イベントです。
代表 中山 拓人さん:カホン奏者(左)と
スタッフ 柏村 千尋さん(右)のお二人にインタビューをさせていただきました
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2016年にfacebookよりはじまった
カホンのワークショップや
個人レッスンをするソロ活動は
音あそびを根付かせるために
2016年1月からスタートしました。
ブラジルでは、街を歩いているおばちゃんが楽器をできるので
ミュージシャンでなくとも音を楽しんでほしいと思って活動しています。
音楽を地域に根付かせたい
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街で自然とあいさつを交わす人が増え
そこに楽器があればセッションが起こる。
本当の意味で音楽を根付かせていくプロジェクトが
川西発ならできると思った。
イベントを年1回して終わりではなく、小さなイベントを長く続けていくことがたいせつ。
そうして人と人とのやり取りが深まっていった先に
『地域が盛り上がる、活性する』ということは自然とついてくると思う。
メンバーとして参加した、想い
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もともと音楽やイベントが好きだった。
結婚、出産を経て、手軽に音楽をたのしみたいと思い、ウクレレとカホンを始めた。
そのときにカホンを指導してくれたのが、代表の中山さん。
中山さんの“想い”に共感して、自然と手伝うように。
育児中は一時的に社会とのつながりが薄れ、心細い時期もあったが、
イベントへのスタッフ参加を通じてたくさんのつながりができた。
アイデアをもちよって作り上げていく
最初は、イベントをどうしていけばいいのかわからなかった。
ゆるい声かけから始まり、自分から手を挙げてくれた人とする。
できること・できないことをスタッフで考え、
ひとりひとりの感性をたいせつにし
やりたい!の“想い”を“カタチ”へ。
イベント規模にもよるけれども
準備・片付けまでをたのしみながら作り上げていく。
イベント名“こどもは踊る”、は曲名だった
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代表 中山さんのバンドの曲名だった「子供は踊る」
遊びココロを表現し、年代ではなく大人こそ楽しんでほしいとの意味を込めてつけた名前。
来場者も参加型
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参加者もぜひ音を出してほしい。
“こどもは踊る”という名前だが、大人も身の回りのものからどんな音が鳴るか聞いて、そして叩いてほしい。
廃材にあたらしい命を吹き込む
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写真はナマステドラムスさんがバイクに座る面を利用して製作した楽器
廃材で何かできないか?から始まった。
イベントのときは間伐材や木の端材、牛乳パック、ミルク缶、ペットボトルのふた等を使ってカスタネットやシェイカーなど、手軽な楽器作りワークショップも行っている。
投げ銭への“想い”
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投げ銭CUBEは小学校で使われなくなった机の天板をカットしたもので
音符をかたどった刻印を施してあります。
おいしい食事やすてきな体験にお金を払うように
演奏やイベントに感動したときには
その“気持ち”を伝えてほしい!
投げ銭という文化が日本にも根付きますように...。
“こどもは踊る”をきっかけにユニットが誕生した
民族音楽の心にぐっとくる部分を、間近で感じてほしくて
イベントの出演者もそういう音楽を中心に集めた。
たとえば、レゲエを愛するナマステドラムスの皆さん。
このイベントのために集まっていただき、メンバーの中には岐阜から川西市まで来てくれた方もいた。
バケツドラム、ディジュリドゥ、ダンスのWandjina(ワンジナ)もそう。
“こどもは踊る”を皮切りに今でもライブ活動をしている。
叩いたりつくったりすることは、音楽のルーツ
モノを作る。
色んなものに触れる。
自分で音を探して、見つけていく。
お客さんが音を出す事で、参加者となり、一緒になって音楽をする。
理解を示してくれる出演者は、なにかあれば声をかけられる「ファミリー」となった。
かわにし音灯りにも参加
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参加した初年は、昼にカホン製作ワークショップで出店し
一般参加型のカホンパフォーマンスでサンバを演奏。
のちにゲストミュージシャンとして出演もするようになり
そのご縁から、音班スタッフとして参加することになりました。
今年もかわにし音灯りの準備をしています。
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1万基のキャンドル、大型の特設ステージ、立ち並ぶ飲食出店ブース
これだけの規模のイベントを、イベント会社をはさむことなく
市民ができることを持ち寄って作りあげる音灯りに参加して
自分も音楽家として貢献したいと思うようになり
“こどもは踊る”を始めるにあたって川西に可能性を感じた部分
そして、“こどもは踊る”を走らせることで
お互いに面白くなっていくイメージがありました。
オアシスタウン✖クリスマスアンサンブル
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オアシスタウン キセラ川西店にて
12月に企画を行ったときには「感動した」と
いっしょに出店していた人から声をかけてもらえたことが印象的でした。
ほっこりできるスペースで
子どもがいっしょにでき
色んな世代の人が来てたのしめる工夫として「こたつ」を用意。
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こたつが用意されていて、ゆっくりワークショップに取り組んだ子ども
買い物へ行ったらコンサートだったので、たちどまって聴いてる方
どんな世代でもたのしめるイベントでした。
メーカーとのコラボ企画“MARUカホン試奏会”を開催
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もともとは味噌や醤油を作る木樽や木桶から始まった会社。
現在は食品用やゴミ箱などさまざまな容器をつくる傍ら
ジョイフルジャーニープロジェクトを進めている。
『社会のいろいろな制約から離れて、もっと自由に楽しむ動きを』
そのコンセプトが近いこともあり最近よくご一緒させていただいている。
木桶を作る技術をカホンに
穴や高さなど調整し作っていただいた。
2021年5月には、キセラ川西せせらぎ公園にある「パークオフィスキセラ丸」で試奏会も行った。
藤ノ木さんかく広場を1回目の場所に選んだ理由は?
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距離感がすばらしかった。
遠すぎても
広すぎてもダメ。
街中にいきなり音楽が出てくるイメージにあった場所。
藤ノ木さんかく広場は、ホーム
他の街にはない魅力がある。
行政と市民がいっしょに使い方を考えてできた広場。
活動を表現できる場所がいい。
すべてが自由ではないけど、受け入れてもらえる。
大阪も遠くなく、駅近。
水道・電気もある広場なので、いろんな可能性がある。
やりながら自分たちでルールを決めるのが魅力的。
家と仕事の往復に川西と関わる人をプラスしていければ
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いろんなとこで活動をやっていきたいと思っている。
街中で音楽をするのは、出会いでありつなぎでもある。
繋がることにより人と仕事もくっついてくる。
川西市は市民活動が活発。
面白いことをしている人が多い。
コロナ禍での活動は?
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キセラ川西せせらぎ公園にある「パークオフィスキセラ丸」で楽器作りをした。
セッションを楽しむことも今できることとして継続させていきたい。
これからの動き
音あそびは、赤ちゃんが本能的に奏でることもできれば、音楽家が芸術作品たらしめることもできる。その振れ幅の広さもおもしろいところのひとつ。
おもしろいパフォーマンスをしている人と川西をつなげていきたい。
そうした発想であふれるごちゃごちゃした場所をつくってみたい。
色んな場所で行うことに意味がある。
公民館や店舗で開催し、スタイルは柔軟に対応できる。
固定の場所は決めていない。
『Audiostock』というサイトで、音あそびの作品を作曲したり、素材を録音したりした音源を販売していく体制が整いました。応援してくださる皆さんに還元していくべく、楽しみながら進めていきます。ぜひのぞいてみてください。
今だからこそ
音楽を辞めていく人がいる中で、もう一度、音楽に目を向けてほしい。
一度立ち止まって生活を豊かにする・考える機会だと思ってほしい。
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ぼく自身は、音楽を聴いたり
楽器を奏でることで救われることが多かった
この想いを小さなことからでも、イベントを通して共有していきたい。
【次回出店予定】
9/12(日)morning market kawanishi
“こどもは踊る”
ホームページ
https://odorukawanishi2019.wixsite.com/kodomowaodoru
●facebook
https://www.facebook.com/kodomohaodoru/
●Instagram
https://www.instagram.com/odorukawanishi2019
●公式LINEアカウント
https://line.me/R/ti/p/%40550lltlu
●Audiostock (音あそび音源販売サイト)
https://audiostock.jp/artists/53270
●北摂発 かわにしミュージックマルシェ “こどもは踊る” 第1回を2019年4月13日(土)に開催
https://youtu.be/s2y4iso13fM
インタビューありがとうございました
カホンという楽器をわたしは、中山さんのライブで初めて知りました。
最初は、木の椅子というイメージでしたが…ほんとうに豊かな音色を奏でます。
そして、気軽に音楽を自分たちのペースで楽しんでほしいという想いが伝わってきました。
歩いていたら、音楽が聞こえる…そんな街に川西市もなる日も遠くないと感じました。